葛城市「當麻の家」

新築2016年10月竣工 設計・監理 寧楽工舎設計室

 延べ床面積36坪の4人家族の家です。

 敷地の前は駅から近い車の往来のある道路で反対側も道路と、両側を道路にはさまれ、近くにはマンションが建ち見下ろされるという立地から、周囲からの視線を避けてデッキを囲む形でワンルームのようなLDKを配置しました。

 デッキに面するフルオープンのサッシを介してデッキも室内の一部のように広く感じることができます。LDKからはデッキの向こう側に庭や家庭菜園の緑を眺めることができます。

 

 柱は奈良県産の桧、梁は天然乾燥の奈良吉野杉。その木を1本1本選別し、それぞれの木のねじれ、曲がり、歪みといった木の個性を読み解いて適材適所に 配置し、手作業で加工していく、大工さんの「手刻み」加工で構造を見せる真壁(しんかべ)づくり。寧楽工舎のこだわりの、ゆっくり丁寧に手間ひまをかける家づくりです。

 

工事着工から完成までの様子はこちら


設計・監理 寧楽工舎設計室